3月15日、『O Jogo』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、フランス代表DFラファエル・ヴァラヌを売却した場合、ポルトガルU-21代表DFリカルド・エスガイオを獲得に向かう」と報じた。
現在世界で最高クラスの若手センターバックとして知られるラファエル・ヴァラヌ。21歳ながら既にレアル・マドリーでもフランス代表でも欠かせない選手となっているが、イングランドの複数のチームが多くの資金を費やして獲得しようとしているという噂がある。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はヴァラヌの獲得に向けて5000万ユーロ(およそ64億円)の投資をいとわないとも言われている。
レアル・マドリーはもちろん放出を拒否する方針であるものの、万が一彼を手放さざるを得ない状況になった時は、スポルティング・リスボンからアカデミカ・コインブラにレンタル中のDFリカルド・エスガイオを獲得に向かうという。
いくつかのメディアではヴァラヌの後釜とも書かれているが、リカルド・エスガイオは中盤もこなす攻撃的なサイドバックであり、後継者というよりは売却益を利用した新たな投資に近いだろう。
リカルド・エスガイオは1993年生まれの21歳で、スポルティング・リスボンの下部組織で育成された選手。上記のように攻撃的な位置もこなすサイドバックであり、鋭いドリブル突破とクロスボール、ゴールに向かう飛び出しが武器である。