3月26日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのインテルは、ウディネーゼでプレーしているブラジル人MFアランの獲得に近づいている」と報じた。
アラン・マルキス・ロウレイロ、通称"アラン"は1991年生まれの24歳。2011年に行われたU-20ワールドカップの優勝メンバーとして知られ、2012年にヴァスコ・ダ・ガマからウディネーゼに加入している。
イタリアでは初年度からボランチ、あるいは右サイドで継続的に起用され、3年目途中にして既に出場試合数は100を超えるなど、注目を集める若手選手となっている。
インテルはこれまでジェレミ・トゥラランやヤヤ・トゥレなど中盤センターを務められる人材と噂になっており、マンチーニ監督が考える強化ポイントであると推測されている。
取引については、記事によると買い取りオプション付きのレンタルで貸し出されたのち、数年の分割で1500~1800万ユーロ(およそ20億~23億6000万円)の移籍金が支払われるというものになる可能性が示唆されている。
なお、ヴァスコ・ダ・ガマからウディネーゼが買ったときの移籍金は300万ユーロ(現在のレートでおよそ4億円)であった。