ミランは再びマルセイユのDF、ドリアに興味を示しているようだ。
1月の移籍ウィンドウでミランやサンプドリアへ移籍する可能性を報じられたドリア。最終的にサンパウロへ買取オプション付きのローンで移籍したが、ミランがドリア獲得の可能性を諦めていないと『Calciomercato.com』が報じている。
マテウス・ドリア・マセド、通称"ドリア"は1994年生まれの20歳。ブラジルのユース代表では飛び級招集の時代からキャプテンを務める左利きのセンターバック。ボタフォゴの下部組織出身で、トップチームに昇格してから間もなくレギュラーに定着した。
昨年の夏に500万ユーロ(およそ6.5億円)の移籍金でマルセイユに加入したが、監督を務めるマルセロ・ビエルサが「ドリアは私が求めた補強ではない」と発言してクラブを批判するとともに、彼にも出場機会を一切与えなかった。
現在ローンで移籍しているサンパウロにはマルセイユが獲得した時と同額の500万ユーロ(およそ6.5億円)で買い取る権利があるため、サンパウロが買取オプションを行使しなかった場合、ミランは獲得に動くことになるだろう。
なお、ミランのスタッフは「NEXTチアゴ・シウヴァ」としてドリアを高く評価しているとのこと。