3月27日、『Corriere dello Sport』は「イタリア代表のドクターを務めているエンリコ・カステッラーチ氏は、クラウディオ・マルキージオの診断を誤ったことを説明した」と報じた。

先日ウォームアップ中に膝を痛め、前十字靱帯断裂で今季絶望と報じられたクラウディオ・マルキージオ。ユヴェントス側からは「イタリア代表は酷使しすぎている」と批判が出るなど騒動になったが、クラブ側の検査で軽傷であることが判明した。

『Sky』は4月22日のCL準決勝モナコ戦のセカンドレグにも間に合う可能性があると報じており、順調ならば2,3週間で復帰できるとのことである。

結果的に誤診をしてしまった形となったエンリコ・カステッラーチ医師は、これらの状況を説明。軽傷であればそれに越したことはないと話した。

エンリコ・カステッラーチ イタリア代表ドクター

「マルキージオは深刻な捻挫を持っていたし、彼は膝の内側に不快なノイズを聞いたと私に伝えた。その10分後には研究所に移動し、検査を行った。そして、それは誰もが知っている結果を示したわけだ。

私はトリノの仲間にそれを伝え、何が起こったのかを説明すると共に、更なる試験を行うためにクラブに帰らせるよう手配をした。ユヴェントスは検査の結果を公開することに同意した。

その夜、私は記者会見の前に再びユヴェントスのドクターに連絡した。そして今、二つの対照的な診断結果が出たということだ。

当然のことながら、私はとても幸せに思う。もし後の検査で真実が確認されたとすればね。もちろんこれは事実だ」

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