アンデルレヒトで期待されるウインガーが、アーセナルへの「愛」を語った。

その選手の名は、アンディ・ナハルである。

1993年3月16日生まれのナハルは現在22歳。2010年に17歳でMLS新人王に輝き、『10代選手の世界ベスト50』にも選出された経歴を持つ。ホンジュラス代表として2012年のロンドン五輪に参加し、2014年ワールドカップにも最終登録メンバーに名を連ねた。

171cmと非常に小柄であるがとにかく俊敏性に長け、主戦場である右サイドを切り裂くドリブルが魅力である。テクニックもあり、スピード、ドリブル、パスに加え若くして決定力も備えており、トータルバランスに優れた選手と言えるだろう。

そんなナハルは2013年1月にアンデルレヒトへと移籍を果たしていた。今シーズンはリーグ戦で26試合に出場するなど主力として活躍しており、UEFAチャンピオンズリーグでのアーセナル戦では1得点をゲット。0-3から3-3へと追いついたアウェイでの試合では、アレクサンダル・ミトロヴィッチの同点弾をお膳立てするなど注目を集めていた。

トッテナムからの関心も伝えられるナハルだが、本人はアーセナルに対する思い入れが強いようだ。

英国『Telegraph』によれば、ナハルはこう話したという。

アンディ・ナハル(アンデルレヒト)

「イングランドサッカー界に行ってみたい。そして、アーセナルは僕の夢だ。

小さい頃、僕はティエリ・アンリが好きだった。アーセナルに行くことが夢だったんだ」

アーセナルには現在、セオ・ウォルコット放出の噂が出ている。今回の報道を受け、ウォルコットの代役としてアーセナルがナハルにオファーを送るか注目が集まりそうだ。

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