4月7日、フランス・リーグアンのスタッド・ランスは「ジャン=リュク・ヴァスール監督を解任した」と公式発表した。既にシーズンは残りわずかとなっているため、後任はアシスタントのオリヴィエ・グエガンが務めることが決定している。

昨季はウベール・フルニエ監督の下で結果を残し、11位と好成績をあげたスタッド・ランス。しかし今季は浮き沈みが激しい内容となっており、序盤は一時19位に沈んだが中盤戦で持ち直し、それからまた調子を崩して現在は3連敗中となっていた。

順位も残留圏内ギリギリの16位となっており、残り7試合というタイミングでの監督交代となった。

ジャン=リュク・ヴァスール監督は1969年生まれの46歳。選手としてもプレーしたパリ・サンジェルマンの下部組織で指導者となり、その後クレテイユの監督として3部優勝を果たすなど結果を残した。今季が初のリーグ・アンでの指揮であったが、シーズン半ばでの解任という厳しい結末を迎えた。

なおこの後スタッド・ランスは優勝を争っているリヨン、パリ・サンジェルマンとの試合を残しており、現在の順位を考えると残留争いでは比較的厳しい立場となっている。

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