英国『Guardian』によれば、バイエルン・ミュンヘンのメディカルスタッフ4名が木曜日に辞任していたようだ。
驚きなのは、その中に38年間もクラブに従事した有名ドクターがいたことである。
Bayern Munich doctor Hans-Wilhelm Müller-Wohlfahrt quits after argument http://t.co/gTFWtSAfHx (Photo: Getty) pic.twitter.com/FkPYCMGYKY
— Guardian sport (@guardian_sport) 2015, 4月 16
ハンス=ウィヘルムス・ミュラー=ヴォールファルトは1977年からバイエルンで医療に携わるメディカルスタッフ。バイエルンとともに歴史を歩んできたそんな名ドクターがなぜ急に辞任したのか?記事によれば、先日行われたポルト戦が原因であるらしい。
15日に行われたCLポルト戦では、バイエルンは前半10分圏内2得点を奪われるなどし敵地で1-3と敗れていた。アリエン・ロッベンやフランク・リベリ、ダヴィド・アラバ、バスティアン・シュヴァインシュタイガーといった主力選手が怪我で離脱している中で迎えた大一番だったが、ミュラー=ヴォールファルト氏はその敗戦の責任を取らされたのだという。
ミュラー=ヴォールファルト氏はユルゲン・クリンスマン監督が率いていた際にも意見の相違によりクラブを離れたことがあったが、クリンスマンがチームを去るとすぐにバイエルンへ復帰したという。また、報道によれば昨シーズンも長期離脱を強いられたティアゴ・アルカンタラの処置をめぐりジョゼップ・グアルディオラ監督と衝突があったそうだ。
なお、ミュラー=ヴォールファルト氏の他にも息子のキリアン氏を含む3名のメディカルスタッフが職を失ったようだ。
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