4月17日、『Angolapress』は「アンゴラ1部リーグ(ジラボーラ)に所属しているレクレアティーヴォ・ダ・カーラは、クラブの公式スポンサーの財政難により給与の支払いが不可能になった」と報じた。

カーラはこれまでアンゴラリーグ優勝の経験はないものの2011年にはCAFチャンピオンズリーグに出場した経験を持ち、何人も代表選手を育成してきた歴史がある。

国内では数少ない自前のスタジアムを持っているクラブであるが、今季は開幕から低迷し8試合を終えた段階でリーグ唯一の未勝利という状況にある。

そして今回、まだ開幕から2ヶ月あまりという状況でありながらカーラはメインスポンサーの資金繰りが悪化したことによって給与が払えなくなっていることが明かされた。

カーラのメインスポンサーは石油会社であり、このところの原油価格の下落によって経営難に陥っていることから、支援の金額が削減されてしまった。

その解決策として現在選手、スタッフ、そしてフロントの給与を削減する動きを行っており、各種ボーナスは全てカット。この選択を受け入れられないものについては契約を解除できると説明した。

オラシオ・モスキート カーラ会長

「皆が知っているように、国は国際市場における原油価格の下落によって本当の金融危機に直面している。我々も残念ながらその影響を受けてきた。

我々は代替となるものを持っていないので、その唯一の解決策は給与、そしてシーズン開幕前に約束した商品やボーナスを削減することだけだ。

我々は現実と調和した予算を再構築する必要がある。そうしなければ我々はジラボーラへの参加を止めなければならなくなるかもしれない」

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