ヘルタ・ベルリンに勝利し、さらには2位ヴォルフスブルクが敗れたことにより通算25度目のリーグ優勝を決めたバイエルン。

今週ミッドウィークにはDFBポカール準決勝ドルトムント戦を、来週ミッドウィークにはCL準決勝バルセロナ戦を迎える。

そんな大一番が続くバイエルンにとって唯一気がかりなのは、やはりその負傷者の数だろう。

アリエン・ロッベンやフランク・リベリといった主力はいまだ戦線に復帰しておらず、CL準々決勝ポルト戦でもアシストを記録したDFホルガー・バートシュトゥバーは再び負傷した。シーズン終盤にしてチームは野戦病院と化している。

それでも4月中にリーグ優勝を決め、未だ3冠の可能性を残しているというバイエルンは流石という他ないのだが、負傷者が多いゆえにこんな“珍事"が生まれていたそうだ。

このヘルタ戦での先発メンバーは以下の通りである。

この先発メンバーにはドイツ人選手が9人含まれていたのだが、スペイン『Mundo Deportivo』によれば、これは1999年11月20日以来実に16年ぶりのことであるそうだ。つまり、この16年間のすべての試合のスタメンには、少なくとも3名の外国籍選手が含まれていたということになる。

ヘルタ戦の先発メンバーでドイツ国籍ではなかったのは、ブラジル国籍であるDFダンチとポーランド国籍であるFWロベルト・レヴァンドフスキの2選手のみである。シャビ・アロンソやティアゴ・アルカンタラといった主力が先発を外れたのもその一因だが、やはり負傷者が多いことも原因だと考えられる。

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