プレミアリーグの第35節クリスタル・パレス戦に1-0と勝利し、自らの手で優勝を決めたチェルシー。就任2年目のモウリーニョ監督は、やはりチームにリーグタイトルをもたらした。

試合を決めたのはエデン・アザールだった。

45分、PKを獲得したアザールはいつものように相手GKを見ながらボールを蹴るも、これはフリアン・スペローニにセーブされる。しかし、そのこぼれ球をアザールがヘディングで押し込みいい時間帯でチェルシーが先制点を奪った。

長くプレミアリーグで首位を独走していたチェルシーだったが、史上5度目となるリーグ制覇は第35節での達成だった。しかし、このクリスタル・パレス戦ではちょっと意外な記録も生まれていた。なんでも、この試合で今シーズン初の枠内シュートを放った選手がいたそうなのだ。

『Squawka』によれば、その選手はジョン・オビ・ミケルだという。

後半開始から出場したミケルは59分、ペナルティエリア外から左足でシュートを放つ。これは相手GKの正面に飛び相手ゴールを脅かすほどのものではなかったが、2014-15シーズンに入って初の枠内シュートであったそうだ。

ミケルはこの試合が今シーズン16試合目の出場。出場時間は500分ほどと十分にプレー時間を得ているわけではないが、それでも35節にして初めて枠内シュートを放つというのは、中盤の底でプレーするミケルらしい。

ちなみに、ミケルはこのシュートがここ4シーズンで5本目の枠内シュートでもあったという。

かつてチェルシーではクロード・マケレレになかなかシュートの機会がなく、シーズン終盤にあえてPKを譲るという機会があった。

今シーズンもそういったことが起きるかも?

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