ベネズエラサッカー連盟は12日、元U-21スペイン代表FWジェフレン・スアレス(バジャドリー)のベネズエラ代表入りがFIFAから承認されたことを発表した。

11日に正式な文書が届き、ジェフレンの代表変更を認めることと、通知の日(つまり11日)から出場が可能になる旨が記されていたという。

ベネズエラ代表は同日にコパ・アメリカの登録メンバーを提出しているが、タイミングの問題なのか30人のリストにジェフレンの名前はなかった。協会及び各メディアは、「(秋に始まる)2018年ロシアW杯・南米予選から出場することになる」としている。

ジェフレンは現在27歳。2歳の時に家族がベネズエラからスペインへ移住。バルセロナの下部組織で育ち、2006年に18歳でトップデビューした。

べネズエラはデビュー当初から高い潜在能力を示していたジェフレンに何度も代表入りを要請していたが、スペイン各年代の代表で活躍し、そのままA代表入りを目指していたジェフレンはこれを拒否する。

しかし層の厚いバルサで地位を確立できず、2011年にポルトガルのスポルティング、2014年からはバジャドリーでプレー。スペインのA代表入りが遠のくなか、近年はベネズエラ代表入りの意向を示していたものの手続きが難航していた。

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