5月29日、『Marca』は「レアル・マドリーは、1990年に創設されたCチームを今季限りで閉鎖することを発表する予定である」と報じた。
クラブ、そして会長のフロレンティーノ・ペレス氏は昨年夏から下部組織の縮小を検討しており、記事によれば今季限りでCチームのカテゴリ自体を消滅させることを非公式に決定したという。
レアル・マドリーの下部組織には年齢別のカテゴリの他にレアル・マドリー・カスティージャと呼ばれるBチーム、そしてCチームが存在している。
今回消滅する可能性が高いと言われているのが、現在テルセーラ・ディヴィジョン（4部）のグループ7に入っており、ジダンの息子であるエンツォも所属するCチーム。
昨季はセグンダB（3部）で戦っていたものの、カスティージャが2部から落ちてきたことによって自動降格させられていた。
ラウールやカシージャス、グティ、アルベロア、カジェホンなどの名選手が所属した経験を持っているカテゴリであるが、今季で25年の歴史を終えることになりそうだ。
なお、エンツォ・ジダンを含めた所属選手達は、一部はカスティージャに昇格されるものの、それ以外の者については他のチームにフリーで移籍先を探すこととなる。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ
share
tweet
hatena
