6月4日、『Sky』は「エンポリからの退任が決まったマウリツィオ・サリ監督は、ACミラン、そしてローマとの接触が行われていたことを明かした」と報じた。

今季は15位と成績が出なかったものの、高い質のサッカーをしていると評価されたマウリツィオ・サリ監督。元銀行支店長という異色の経歴を持つことでも知られる彼は、2年の契約を残してエンポリから退任することが決まった。

取材に対して答えたマウリツィオ・サリ氏は、ミランとローマから誘いがあったことを明かし、高度な交渉もあったと話した。

なお、ローマについては先日からルディ・ガルシア監督の去就が不透明になっているという報道があり、解任の可能性もあるのではないかと言われている。

マウリツィオ・サリ

「ミランとの間では先進的な交渉があった。そしてローマからもコンタクトがあった。アウレリオ・デ・ラウレンティスも魅了されている? それはヴァルディフィオーリに魅了されていたんだと思うがね。私はその準備がある。もし私にビッグクラブが声をかけるならば。

(カリアリという噂があるが?)

そこは非常に重要な場所だと評価することも出来るが、カテゴリを下げることはあまり良いアイデアだとは思わない。セリエAに残るか、海外に行くかという考えを持っている。いかなるカテゴリであっても、イングランドで指揮は取りたい。しかし、そこからの興味はまだない。

(エンポリ退団については?)

我々はクライマックスに達した。続けることはもはや正当なことではなかったし、私はもう自由になった。時に人は痛みを伴う選択をしなければならない。もしサイクルが終わったと感じたときにはね」

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