リーガ最多となる118得点を記録しつつも、優勝にあと一歩手が届かなかった2014-15シーズンのレアル・マドリー。
その爆発力は驚異的であったのだが、意外な事実を英国『Opta』が伝えている。
1 - If only goals by Spanish players counted this season, this is how La Liga table would look. Fiction. pic.twitter.com/uFDe5LHQoT
— OptaJose (@OptaJose) 2015, 6月 8
こちらはリーガの順位表である。
しかし、実際のリーグテーブルとは異なりアスレティック・ビルバオが首位に立っており、そのあとに続くのはバレンシアとセビージャ。三冠を達成したバルセロナは4位につけている。
実はこれ、スペイン人選手のゴールだけをカウントした際のリーガの順位表なのだ。確かにこの条件であれば、バスク人を中心にチームが構成されているビルバオは首位にいても全くおかしくはない・・・。
そして注目はレアル・マドリーである。なんとその順位、18位!
5勝22分11敗、勝ち点37という数字は降格圏の18位であり、グラナダやエルチェといったクラブを下回っているようだ。
なお、マドリーに所属するスペイン人選手の中で今季リーガでゴールしたのは以下の5選手。
イスコ:9点
セルヒオ・ラモス:4点
アルバロ・アルベロア:1点
ヘセ・ロドリゲス:2点
ナチョ・フェルナンデス:1点
合計17得点。これは全得点の14.4%にあたる。
もちろんこれはあくまで仮定であり真に受けるのはおかしな話だが、ラウール・ゴンサレスやフェルナンド・モリエンテスが退団して以降、エースと呼べるスペイン人選手はマドリーから育っていない印象だ。