6月12日、『Guardian』など各メディアは「コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスは、イタリア・セリエAのACミランに移籍することを選択した」と報じた。
ジャクソン・マルティネスは1986年生まれの28歳。3年連続でポルトガルリーグの得点王に輝いた今をときめくストライカーの一人である。
既に今季FCポルトを離れる意向を持っていることは発表されており、クラブ側は3500万ユーロの移籍金を設定してオファーを募集していた。
これまで最も彼に近づいているのは英国方面のクラブで、アーセナルかリヴァプールではないかと言われていた。
しかし今回の報道によれば、ポルトのピント・ダ・コスタ会長が「ジャクソン・マルティネスはACミランを選択した」と公表し、イタリアへの移籍が近いことを明かした。
なお、ACミランの株式を47%獲得したビー・テイチャウボル氏のコンソーシアムにはドーイェン・スポーツが参加していることが分かっている。
ピント・ダ・コスタ
(ポルト会長)
「ジャクソン・マルティネスはACミランを選択した。休暇に行く前、彼はチームを離れたいと表明した。契約解除条項の3500万ユーロは議論に上がっていないが、それは支払われなければならない。
私は、ジャクソンがミランを選んだと言うことをついさっき知った。それは彼が望んでいるものだ。目的地に関しては、自分にとってはそれほど関心がない。私は彼に幸せになって欲しいだけだ」
ドーイェン・スポーツはあのポルトガル人大物代理人ジョルジュ・メンデス氏が設立した投資会社であり、ベンフィカやポルトとの関係が非常に深い。それを考えれば、この選択はジャクソン・マルティネスの意思だけではない可能性も高い。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ