6月22日、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは「フラムからオランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフを獲得した」と公式発表した。

契約については1年間のローンで、買い取りオプションの有無については言及されていない。恐らく付随していないものと予想される。

サウサンプトンは既にフアンミ、セドリック・ソアレスと2名を獲得しており、これで今夏3人目の補強である。

チームの守護神を務めていたフレイザー・フォースターは今季終盤に大怪我を負い、来年1月まではプレーできない可能性があるため、それをレンタルで補強した形となる。

マールテン・ステケレンブルフは1982年生まれの32歳。かつてアヤックスで長くプレーし、若い頃は「ファン・デル・サールの後継者」と高い評価を受けていたことでも知られている。


オランダ代表でも2度のワールドカップ、2度のEUROに出場してきた経験を持ち、豊かな経験を有するゴールキーパーである。

しかし2011年にローマに移籍してからはシーズンを通してレギュラーを任される状態ではなくなっており、昨年フラムから貸し出されたモナコではダニイェル・スバシッチの影に隠れわずか1試合の出場に留まっていた。

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