db7「そもそもなんで3バックだったのか、っていうのも。」

でらぺら党「ロヴレン、シュクルテルが中央で組む時に安定しなかったからってことなんでしょうけどね。ただ、そういう色々な事情はあるのかもしれなかったけど、サコーがワタワタしているのは面白かった。」

結城「なんだったんでしょうね、あの生まれたての小鹿みたいな雰囲気。ボールが来る度にめちゃくちゃ焦っていたのは凄かったです。フランスではエリートみたいなCBなのになあ…という。」

さといも「それに関しても微笑ましい、という感じというよりも嘲笑うほうの笑いになってしまったのは残念だよね。」

db7「結局ロジャースのせいなのかな。」

結城「この座談会でもみんな期待しているからこそ、厳し目に言っちゃうという感じはあるんですよね。」

さといも「まあジェラードに関しては、あのタイミングでの退団発表もどうなの? っていう思いが無い訳ではないけどね。あのタイミングで発表したら、まるで『今季は優勝が無いから引退します』みたいな感じに思ってしまうよね。」

結城「チェルシーファンや、ユナイテッドファンからしたら、リヴァプールっていうのはどうなんです? やっぱり特別な相手なんですかね。」

らんぷす「僕はマンチェスター・ユナイテッドほどライバル視はしていないです。割とリヴァプールは好きだと思います。ロジャースは元チェルシーというのもあって意識はしているんですが、クラブの伝統に飲まれてしまったのかなと。ストーク戦もネタにはしていましたけど、ジェラードらしさが最後まで出ちゃって…」

db7「全力で喜んだのは俺だけか。」

結城「まあ、ユナイテッドファンに嫌われることは、ちょっと名誉感すらありますもんね。」

さといも「リヴァプールって、戦友みたいなとこあるんだよ。」

結城「なんですかそれ、なんで良い話みたいにするんですか。僕、最近年のせいか涙脆いんで、やめて貰っていいですかね…」

さといも「プレミアのサポーターって全体像的に、ドラマが好きなのよ。酒飲んで、あーだこーだと言うのが好きなのよ。そういう意味では、このジェラードのお別れはどうかなって思うし。『これを馬鹿にしているチェルシーファンは、テリーの時に泣くぞ』って俺は思うけどな!!」

らんぷす「そうですよねー。ちょっと怖いです。」

結城「選手との別れ方の難しさを感じられる話でしたね。」