レアル・マドリーが昨季獲得した逸材、MFマルコ・アセンシオの去就について英紙『Mirror』が伝えている。
それによれば、サウサンプトンと英2部ミドルズブラがアセンシオをローンで迎え入れることができないかマドリー側に照会したという。
マジョルカ島出身のアセンシオは1996年生まれの19歳。フリーキックも得意する左足が武器のゲームメーカーで多くのビッグクラブが狙っているとされるなか、2014年末にレアル・マドリーが獲得にこぎつけた(昨季はそのままローンとして2部マジョルカでプレー)。
レアル・マドリーは今季、ラファ・ベニテスが新たに監督に就任。アセンシオを今季の構想に入れるかいなかを決める必要があるという。プレシーズンのアジアツアーには帯同する見込みで、そこでベニテスが去就を決めることになりそうだとのこと。もちろんマドリーとしては売却の意思はなく、あくまでも経験を積ませるためにローンに出すかどうかという話である。
サウサンプトンとしてはスカッド強化を目論む一方、ミドルズブラ側はレアル・マドリーでコーチをしていたアイトール・カランカ監督のコネクションを活かしたいと考えているという。