7月15日、『BBC』など各メディアは「マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、スペイン代表GKビクトル・バルデスの放出は態度の問題があったからだと説明した」と報じた。
昨年夏にバルセロナを退団したビクトル・バルデスは、当時加入予定だったモナコへの入団が叶わず、無所属の期間を半年過ごした後で練習参加していたマンチェスター・ユナイテッドに加入した。
契約期間は18ヶ月あったものの、今夏はチームを離れる可能性が高いと報じられており、アメリカツアーのメンバーにも入っていなかった。
その理由について、ファン・ハール監督は「リザーブでのプレーを拒否したからだ」と話した。なお、バルデスはバレンシアやアンタルヤスポルと交渉を行っていると言われている。
ルイス・ファン・ハール
(マンチェスター・ユナイテッド監督)
「彼は選択されていない。なぜなら、彼は我々の哲学に従わなかったからだ。そのようなことをする選手に場所は与えられない」
「哲学は、どのようにサッカーをするか、そして試合のリズムをどのように作るかということだ。例えば、彼は昨年リザーブチームでプレーすることを拒んだ」
「誰かが哲学の原則に従うことを望んでいない場合には、一つだけ方法がある。それは、アウトだ」
「(ビクトル・バルデスを売却しようとしている?)そうだ。我々にとっては大きな失望だ。我々は彼がこちらの哲学を尊重してくれるだろうと考えていたからね。
それは残念だ。我々は彼にチャンスとリハビリの機会を与え、契約も交わしたと言うのに」
「彼は調子を整えた。しかし、ファーストチームでプレーできないときは、セカンドチームでプレーしなければならない。全ての選手はそうしなければならなかったし、彼はそれを拒否した」