プレミア昇格と残留を成し遂げたナイジェル・ピアソン監督と袂を分かつことを決めたレスター・シティ。先日、経験豊かなベテラン指揮官クラウディオ・ラニエリを新監督に迎え入れている。

新シーズン開幕まで1か月を切るなか、ラニエリ体制後初の補強候補について、『Mirror』が伝えている。

それによれば、ラニエリがチームに引き入れたがっているのは、ニースでプレーするフランス人MFナンパリス・メンディだという。彼はラニエリのモナコ時代の教え子である。

メンディは昨季ニューカッスルも狙っていたそうで、かつてラニエリがチェルシー時代に獲得したクロード・マケレレと比較される存在だとか。補足として、当サイトのデータベースに基づいた彼の情報を。

セネガル人の両親のもとフランスに生まれた23歳のボランチで、170cmに満たない小柄な体格ながら、運動量とポジショニングに長けている。また、前述の通りマケレレと比較されることもあるが、決定的なパスに加えセットプレーも得意とするなど攻撃面ではマケレレ以上のものがある。デビューしたのはモナコで、2013年からニースでプレー。

なお、レスターはカーンに所属するフランス人ボランチ、エンゴロ・カンテの引き抜きをマルセイユと競っており、600万ポンド(約11.6億円)でオファーをしたともされていた。ただ、監督がピアソンからラニエリに変わったことで、ラニエリの教え子であるメンディ獲得に注力することになるようだ。

ちなみに、『Opta』によれば、2014年のリーグアンにおいて、メンディはもっともプレ―時間の長いフィールドプレイヤーだったそう。

この2シーズン続けて36試合に出場しており、昨季は一度も途中交代がなかった。タフガイと言えそうだ。

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