7月26日、『Complete sports Nigeria』は「マルタ・プレミアリーグのFCモスタでテクニカルディレクターに就任したティジャニ・ババンギダ氏は、会長を務めていたタラバ・ユナイテッドなどから4選手を獲得した」と報じた。
かつて「世界最高のスピードを持つウイング」として知られ、誰もがゲームでお世話になったとも言われている元ナイジェリア代表FWティジャニ・ババンギダ。
ナイジェリア・プレミアリーグのタラバ・ユナイテッドで会長を務めており、今年それを辞してマルタのFCモスタでテクニカルディレクターに就任した。おそらくこれには1月にモスタに加入した弟のハルナ・ババンギダが関係しているのではないかと推測されている。
そしてティジャニはその仕事始めとして、自身の母国との太いコネクションを生かし、タラパ・ユナイテッドからMFアブドゥル・マリク・モハメド、MFヤウ・ハッサン、FWアベル・ボビー、そして対戦相手だったウィッキ・トゥーリスツからMFチュクゥディ・サミュエルを獲得したという。
FCモスタは昨季マルタ・プレミアリーグで10位と苦戦。残留プレーオフでグジラ・ユナイテッドと戦い辛うじて1部に残ったという立場のチームである。
ちなみに昨季マルタ・プレミアリーグで同率得点王になったのは名古屋グランパス、サンフレッチェ広島、徳島ヴォルティス、FC岐阜でプレーしたことで知られるウェズレイの弟ジョルジーニョである。