30日、UEFAヨーロッパリーグの予備予選3回戦1stレグが欧州全土で行われた。
58チームが参加するこのラウンド。UEFA加盟の様々な国と地域のクラブが試合を行ったわけだが、スコットランド1部アバディーンは今回の遠征で大変な目にあっていたようだ。
Aberdeen FC survive the longest European club competition journey in history. 3400 miles. http://t.co/Xnh6x28LHm pic.twitter.com/5JBArvFcKM
— Telegraph Football (@TeleFootball) 2015, 7月 30
予備予選1回戦から勝ち抜いているアバディーンはこの日、カザフスタンのアルマトイをホームとするFKカイラトと対戦。
1stレグはFKカイラトのホームで行われたのだが、アバディーンからアルマトイまでの距離は3400マイル、およそ5472kmであるという!
ヨーロッパの最西部に位置するスコットランドから、ヨーロッパの最東部に位置するカザフスタンまで・・・。往復の距離は1万kmを越え、これは地球の約1/4周分にあたる。
シーズン開幕前のEL予選でこれほどの長距離移動を強いられるのは、監督としては頭の痛いことだろう。
それでも、地球1/4周分の遠征なんてなんのその、アルマトイには85名のアバディーンサポーターがはるばる応援に駆けつけたようだ。熱いぜ!
Huge thanks to the 85 Aberdeen fans who made the journey, the longest ever made by a team in Europe. Safe trip home. pic.twitter.com/TP7iAqM8nu
— Aberdeen FC (@AberdeenFC) 2015, 7月 30
しかし、試合は2-1でFKカイラトの勝利。来週行われる2ndレグで決着がつけられるが、FKカイラトのサポーターはどれだけアバディーンまでやって来るのだろうか・・・?
なお、アバディーンがこの日訪れたアルマトイという都市だが、現在2022年冬季五輪の開催地に立候補中。他には中国の北京が立候補しており、開催地は7月31日のIOC総会で発表される。