ロッカールームとピッチを結ぶ選手用トンネル。
キックオフを直前に控え両チームの選手たちは集中し、鼓舞しあい、そして時には相手チームの選手と健闘を誓い合う。
テレビ中継でも一部が映されるため私たちにとってもすっかりお馴染みとなったこの光景だが、あの選手用通路は一体どんな雰囲気に包まれているのだろうか?
先週末、チェルシーとの大一番を終えたマンチェスター・シティが画期的な映像コンテンツを公開している。
こちらは、試合前と試合後の選手用通路を上部から撮影したカメラである。
しかしこのカメラ、ただのカメラではない。実はマウスで左右にドラッグすれば視野を360度回転させることができ、22名の選手がどのような表情や対応を見せているのか確認できるのだ。
テレビ中継ではキックオフ直前の様子しか確認できないが、この映像では誰が一番初めにトンネルに出てきたのか、エスコートキッズたちとどんな表情で話しているのか、また相手チームのどの選手と挨拶を交わし逆にどの選手と交わさなかったのか、など選手たちの一挙手一投足が丸見えになっている。
シティは2011年に初めて独自のトンネルカメラを設置したようなのだが、ファンがこれまで見たこともない瞬間を提供しようと今回のサービスを導入しようと決定したのだそう。これからも継続的に導入を進めてほしい、インタラクティブな試みである。
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