昨季のプレミア王者チェルシーは開幕2試合を終えて、1分1敗と勝ちがない。前年覇者が開幕2戦で勝ていないのは、2007-08シーズン以来のことだ。

また、ジョン・テリーが試合途中で交代となるのも、ジョゼ・モウリーニョ政権下では初ということでも注目を集めた。

モウリーニョはこの件について、カウンター対策のためにズマを入れただけで、テリーのことは完全に信頼している、との旨のコメントをしている。

そんななか、英紙『Daily Mail』では、監督と選手が衝突した6つのケースを取り上げていたので紹介する。なお、モウリーニョとテリーについては、記事の導入として使われているが、関係が険悪になったとは伝えられていない。また、衝突というより、ソリが合わなかったようなケースもある。

フアン・マタvsモウリーニョ

チェルシーの『Player of the season』だったマタだが、2013年にモウリーニョによって徐々に格下げされた。働きぶりが乏しいと受け取られたためだ。マタをベンチに置いたチェルシーはシーズン前半戦で5敗を喫した。その1月に、このスペイン人はマンチェスター・ユナイテッドへ売却された。