『Shoot』は「2015-16シーズンのリーガ・エスパニョーラで注目すべきワンダーキッド5名」という記事を掲載した。

バルセロナをはじめとした育成組織の強みが知られるスペイン。ビッグ2は国内の選手にとって難しいものになっているが、イングランドのように多くのチームの経済が豊かでないために、逆に多くの若手にチャンスが訪れる状況にもなっている。

21日に開幕を迎えた今季のリーガで注目すべき5名のワンダーキッドとは?

5:ルーカス・エルナンデズ(アトレティコ・マドリー)

アトレティコ・マドリーのユースシステムが輩出したルーカス・エルナンデズは、トップチームのバックラインでスタメン奪取するという挑戦に向けた準備が整っているように見える。

この19歳のディフェンダーは、この夏フランスで行われたUEFA U-19選手権でプレーし、準決勝進出に貢献。大会を通して3ゴールを許しただけだった。彼は新しいシーズンに向けて調子を上げていくだろう。

エルナンデズは非常に足の速いセンターバックで、ラ・リーガのスピードあるストライカーに対処するにも問題はない。さらにパスを出せるセンスもあり、クロスも上手いため、このフランス人DFはサイドバックもこなすことが出来る。

このバーサタイルなスタイルは、2015-16シーズンに向けて彼を助けてくれるだろう。ファーストチームに入り、そこでプレーをし始めるに当たっては。

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