8月22日、『Gianluca di Marzio』や『Sky』は「ACミランは、リヴァプールに所属しているイタリア代表FWマリオ・バロテッリと接触を行っている」と報じた。
昨年ミランから1600万ポンド(現在のレートでおよそ31億円)でリヴァプールへと移籍したバロテッリであるが、イングランド・プレミアリーグへの復帰は成功したとは言えない状況になっている。
既にクラブからはほぼ戦力外の扱いを受けており、どこかのチームに移籍するのではないかとも言われているが、具体的な進展はみられていない。
バロテッリ自身は先日育ての父が死去したこともあり、イタリアに戻って母を支えたいと考えているとも言われており、これまでサンプドリアやフィオレンティーナなどとの接触も囁かれていた。
ACミランは来年PSGとの契約が切れるズラタン・イブラヒモヴィッチの獲得を計画しているが、それまでの繋ぎとしてバロテッリの獲得を検討しているようだ。
チームを率いているミハイロヴィッチ監督は、ロベルト・マンチーニ氏のアシスタントを務めていた際にバロテッリを指導していたことがあり、かつての教え子の獲得にも前向きであるとのこと。
しかし、契約については1年のローン、リヴァプール側が給与を一部負担するという条件を提示しているとのことで、それが受け入れられるかはかなり難しいのではないかとも考えられている。