いよいよ閉鎖が近づいてきた移籍マーケット。今年も大きな移籍がいくつもあったが、デッドライン直前での“サプライズ”は恒例の出来事。何かが起こる可能性はまだまだ捨てきれない。

11年前の今日、8月31日には、この選手がエヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドへ電撃移籍している。

当時まだ18歳だったウェイン・ルーニー。2002-03シーズンに16歳と298日でプレミアリーグデビューを飾ると、トフィーズで2年間に渡って素晴らしいプレーを披露し、イングランドの新たな「ワンダーキッド」となった。

そしてEURO2004での活躍を経てユナイテッドへ移籍した怪童は、さらにビッグな選手へ成長して今日に至るわけだが、こうした機会だからこそ改めて振り返りたいエヴァートン時代のルーニー。というわけで、動画はこちら!

アーセナルのリーグ無敗記録を30試合でストップした伝説のプレミア初ゴールを筆頭に、とにかくセンス抜群で強烈なインパクト。デイヴィッド・モイーズ監督の喜びようが微笑ましいぐらいだ。

モイーズ監督は当時、クラブの宝であるルーニーを大事に育てようと出場時間を抑えていたが、それで関係が悪化し最終的に移籍に至ってしまったのは誤算だったに違いない。その後ユナイテッドで再会した両者だが、2度目の師弟関係はご存知の通り一年足らずで幕を閉じている。

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