9月2日、ユヴェントス公式サイト、並びに『Mirror』など各メディアは「ベッペ・マロッタCEOは、フランス代表MFポール・ポグバは来年1億ユーロを超える価値を持つだろうと話した」と報じた。
セリエA開幕戦でウディネーゼに苦杯を嘗め、さらに先日のローマ戦でも1-2という結果に終わり、2試合を終えて勝ち点を未だ獲得していないユヴェントス。
マーケットの終了と共にマリオ・レミナ、エルナネスの獲得を発表するための記者会見を行ったが、その中でベッペ・マロッタCEOは今夏の移籍マーケットでの動きを説明するとともに、ポール・ポグバを残留させられたことに喜びを見せた。
ベッペ・マロッタ
(ユヴェントスCEO)
「我々は、移籍市場での仕事に非常に満足しており、目標の全てを成し遂げた。そして、我々が勝利への道を歩んでいると考えられるメンバーを構築できた。
ピルロ、テベス、そしてビダルを失った。彼らを置き換えるのは簡単ではない。ディレクター、マネージャ-、そして選手は行き来するもの。しかし、クラブ、そして勝利と成功は残っていくものだ。
チームの中に若手と経験ある選手を混合させるために我々は動いた。このグループは非常に柔軟で、戦術的な展望を見ても、アッレグリ監督に様々なオプションを与えるだろう。ユヴェントスにこの種のチームが備わったのは、おそらく初めてだろう。
我々が取り組むべきなのは、勝利のメンタリティをこの新しいグループに浸透させることだ。我々がユヴェントスであり、現在、そして将来も勝つことが義務づけられていると」
「我々は多くを投資してきた。それはチームにギャップがあったからだ。ピルロ、そしてテベスの移籍は収益を生み出さなかった。あってもわずかだ。それは年齢的な問題にある。
気付いたことは、我々は特別なマーケットにいるということだ。来年、その価格は30~40%上昇するだろう。
私はプレミアリーグがどれほどリッチになったかという点に気付いている。そして、最近までは狂った価格と言われるような取り引きが、今日ではとても普通のものになった。
来年はもっと大きな取り引きが行われるだろう。ポグバが昨年からのパフォーマンスを維持すれば、1億ユーロ(およそ135.8億円)では彼を獲得するために十分ではない」