9月4日、マレーシアサッカー連盟は公式Facebookで「監督を務めていたダラー・サラー氏が辞任した」と公式発表した。

Sejurus tiba di KLIA, Sepang sebentar tadi, Dollah Salleh mengumumkan peletakan jawatan sebagai jurulatih kebangsaan.
Posted by Football Association of Malaysia (Official) on 2015年9月4日

現在行われているワールドカップ2018・アジア予選でグループAを戦っているマレーシアは、ホームで行われた東ティモール戦に引き分け、パレスチナに0-6と大敗する厳しいスタートを切っていた。

さらに、今月3日に行われたUAEとのアウェーゲームでは大量10得点を失う衝撃的な結果となり、3試合終えた段階でかなり突破が難しい状況となった。

マレーシアにとっては1967年にニュージーランドを相手に8-2で敗れて以来、実に55年ぶりの記録更新となる大敗だった。

これを受けて、昨年6月からチームの指揮を執っていたダラー・サラー氏は、金曜日にクアラルンプールの空港に到着してまもなく辞任の意向を発表したとのことだ。

ダラー・サラー

「私は敗北の責任を取らなければいけない。即座に代表監督としての職を辞する決定を下した」

ダラー・サラー氏はかつてマレーシア代表で活躍した伝説的なストライカー。昨年はスズキカップで準優勝という結果も残していたが、2年の契約を全うすることは出来ず、道半ばでの辞任となった。

なお、マレーシアは8日にホームでのサウジアラビア戦を控えている。連盟は今後外国人監督を探す予定になっているようだが、時間がないため今回はおそらく暫定的な指揮官の下で戦うことになるだろう。

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