20日に行われたメキシコ前期リーグの第9節トルーカ対チアパスは、チアパスがコロンビア人MFアビレス・ウルタドの見事なバイシクルシュートで先制するが、トルーカも後半にオウンゴールで同点に追い付き、1-1の引き分けに終わった。
ホームで勝利を逃したトルーカにはこんな場面も。
決定機を迎えるも押し込めず、指揮官のホセ・カルドーソは思わずごろ~ん
かつてパラグアイ最強のFWとしてその名を轟かせたホセ・カルドーソ。代表では1991年から2006年までの15年間で25ゴールを記録し、ロケ・サンタクルスに塗り替えられるまで同国歴代最多を誇っていた。2006年に引退して指導者へ転身、2013年から現役時代に長くプレーしたトルーカを率いている。
2002年に年間50ゴールの金字塔を打ち立て、こと決定力に関してはそのサンタクルスを遥かに凌駕していたカルドーソだけに、決め切れない教え子たちをさぞもどかしい想いで眺めていたことだろう。