チェルシーに所属するMFセスク・ファブレガス。
25日、自身のInstagramにこんな写真をポストした。
セスクが投稿したのは、坊主頭の男性との2ショット写真である。
キャプションの中でセスクはこの人物のことを「兄妹」と呼んでおり、「昨夜のパフォーマンスはアメージングだった」と称賛している。
そう、その人物とは、先日行われたキャピタル・ワン・カップのトッテナム戦で復活の2ゴールを決め、チームの勝利に大きく貢献したアーセナルMFマテュー・フラミニである。
Mathieu's magical moment - from every angle! Watch the full highlights here: http://t.co/ZOKe3Z6olS #THFCvAFC
https://t.co/00re3QTmnW
— Arsenal FC (@Arsenal) 2015, 9月 24
今シーズンのスタートからまだ1度のベンチ入りしかしていなかったフラミニ。公式戦での出場はかなり久しぶりのことであるが、ノース・ロンドン・ダービーという大舞台で決定的な仕事をした。
そんなフラミニとアーセナル時代に中盤でともにプレーしていたのがセスクである。なかでもセスクはフラミニを慕っているようで、これまでにもソーシャルメディア上でフラミニを「兄弟」として紹介することがあった。
セスクは現在アーセナルのライバルチームであるチェルシーに在籍しており、アーセナルサポーターの中にはセスクのチェルシー移籍を快く思っていない人もいる。そのため、こうした投稿には人一倍気を使う必要があるはずなのだが…フラミニへの想いはそれらを超越するものだったのだろう。
見事な復活を遂げたフラミニを祝福しようと考えたセスクは、「私の兄弟である、フラミニをみんなフォローしてよ」とフラミニのアカウントを紹介。そして、「昨夜のパフォーマンスはアメージングだった。キミにゴールを見る目があったことはずっと知っていたよ」とメッセージを送った。
なお、このフラミニのアカウントだが、これまでの投稿件数はわずかに1件であり、セスクの投稿の少し前にこんな内容をポストしている。
やはりこちらもトッテナム戦でのゴールの報告と、そのサポートを感謝するものだ。
フラミニは6人しかフォローしていないのが、その中でサッカー選手はセスクのみ。両者の絆の強さが窺い知れるエピソードである。
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