先日プレミアリーグにおいて、マンチェスターの両クラブで期待される逸材がそれぞれ輝きを見せた。

クリスタル・パレス戦で初ゴールを決めたシティの18歳ナイジェリア人FWケレチ・イヘアナチョ

そして、ユナイテッドでは、10代選手最高額の移籍金で加入した19歳のフランス人FWアントニ・マルシャルがリヴァプール戦でデビューし、初シュートで初ゴールを決めてみせた。

彼ら2人のように10代にしてトップリーグにデビューした逸材たちについて、『DailyMail』が伝えていた。衝撃デビューした10人と、彼らのその後は…。

選手名 / デビュー時の年齢&所属 / 同紙の評価

FWマイケル・オーウェン 17歳 リヴァプール 評価:成功

1996-97シーズンの終盤、ウィンブルドン戦でデビューした17歳の快速FWはいきなりゴールも決めた。

翌シーズンにはプレミアリーグのゴールデンブーツを獲得すると、直後の1998年W杯ではアルゼンチン戦でマジカルなゴールも叩き込んだ。レアル・マドリーに移籍するまで、アンフィールドでの7年間をエンジョイし、プレミアリーグで118ゴールを記録した。スペインでの挑戦は1年で終わり、ニューカッスル入りしイングランドに戻ってきた時、長年のハムストリングの問題により、その力は低下していた。

その後、マンチェスター・ユナイテッド、ストークでプレーし、2013年に引退。

FWジェイムズ・ヴォーン 16歳 エヴァートン 評価:不発

2005年4月のクリスタル・パレス戦に途中出場し、プレミアリーグデビュー。その試合でゴールを決めて、16歳と271日というプレミア史上最年少記録まで樹立した。

スピード豊かなヴォーンへの期待は高かったが、2005-06シーズンの序盤に膝に深刻な怪我を負ったことで、成長を阻害されてしまった。エヴァートンでの地位を確立することは出来ず、リーグ戦で先発したのはわずか8試合だけだった。

ダービー、レスター、パレスへのローンを経て、ノリッジへ完全移籍し退団。その後、ローンを経てハダーズフィールド・タウンへ移籍すると、3シーズンで31ゴールを記録している。

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