10月5日、『Inside』は「オーストラリアサッカー連盟は、11月17日に予定されているバングラデシュとのアウェーゲームに際し、治安の状況を懸念している」と報じた。

バングラデシュでは先日外国人殺害事件が発生し、それにISISが犯行声明を出したことで大きな問題となっている。

先月28日にはイタリア人のチェーザレ・タヴェッラ氏が、そして今月3日には日本人の星邦男氏が射殺されており、組織的、かつ計画的なテロ事件として捜査が進められている。

オーストラリアのクリケット代表チームが行う予定であったバングラデシュ遠征については、2日に渡航が始まる予定であったものの、すでに安全面を考慮した上で延期された。その後星邦男氏の射殺事件が発生しており、彼らの懸念通りの状況になってしまっている。

さらにオーストラリアサッカー連盟は11月17日のワールドカップ予選についても懸念を発表しており、セキュリティの問題をFIFA、及びAFCと共に議論している状況にあるという。

オーストラリア代表は昨月行われたタジキスタンとのアウェーゲームの直前にも軍事衝突事件が発生して治安状況を懸念する騒ぎが起こっていた。今予選ではなんとも難しい巡り合わせになっているようだ。

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