16日、『Leicester Mercury』は「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、サウサンプトンからのオファーを断っていたことを明かした」と報じた。

昨年行われたワールドカップ2014の終了後、ギリシャ代表の監督に就任したことで知られているラニエリ氏。

結局その職については成績不振のため数ヶ月で解任になってしまったが、今週末に対戦する予定となっているサウサンプトンを率いるチャンスもあったという。

クラウディオ・ラニエリ
(レスター・シティ監督)

「私は彼ら(サウサンプトン)と接触していたよ。私は興味があった。しかし、それはギリシャの後だったんだ。

正しいタイミングで物事がやってくることは重要なんだ。そして、私にとってサウサンプトンは適したタイミングではなかった。

レスター・シティのオファーは、適したタイミングでやってきたものだ。

サウサンプトンはとても良いプロジェクトを持っている。彼らは高いレベルに登ろうとしているよ。

彼らはマウリシオ・ポチェッティーノと共に数年前から歩き始めた。そして、我々は今始まったばかりだ。

我々は少し後ろを歩いているが、そこに追いつこうとしているし、競争したい」

昨年夏と言えば、サウサンプトンはマウリシオ・ポチェッティーノ監督(現トッテナム・ホットスパー監督)が退任し、多くの選手が立て続けに抜けた時期である。

「修理屋」と呼ばれたラニエリ監督の招へいには全く適した状況だったと言えるが、結果的にサウサンプトンがロナルト・クーマン監督と契約したのは大成功だったようだ。もちろん、ラニエリが就任していればもっと成功していた可能性もあるが。

サウサンプトン対レスター・シティは日本時間の明日23時キックオフ予定となっている。

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