29日、DFBポカールの2回戦がドイツ国内で各地で行われ、ドルトムントはホームで2部に在籍するパーダーボルンと対戦した。

シュテファン・エッフェンベルクが新監督に就任したばかりのパーダーボルン相手に先制点を奪われたドルトムントだったが、アドリアン・ラモスとゴンサロ・カストロが立て続けにゴールしあっさりと逆転に成功。

すると43分、香川真司にチャンスがやって来る。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

この日ワントップに入っていたアドリアン・ラモスからパスを受け、左サイドから仕掛ける香川。

得意の素早い切り返しから相手選手2人を引きつけると、その間を抜きゴンサロ・カストロへとパスを送る。これにカストロがヒールで合わせて香川とのワンツーをキメると、ここから先は得意な形。

優しいタッチと持ち前のスピードで相手選手を突破し、最後は相手GKの頭上を抜く美しいいループシュート!前半終了間際に追加点となる3点目を奪った。

この試合、前半のうちに決定機を2度外していた香川。これが今シーズンの公式戦6ゴール目。先日行われたアウクスブルク戦では3アシストを決めており、インターナショナルマッチウィークの突入を前に調子をまた一つ上げている。

なお、この後もドルトムントはゴールを量産し、終わってみれば7-1の勝利。スタジアムには、"SORRY EFFE(エッフェ、ごめんね)"というプラカードを掲げるドルトムントファンの姿もあった(「エッフェ」はエッフェンベルクの愛称)。

ちなみにこの試合、ドルトムントが喫した失点はあまりにお粗末なミスから生まれた。見てみよう。

【次ページ】GKビュルキ、やっちまった…