『Liverpool Echo』は「リヴァプールの監督を務めているユルゲン・クロップ氏は、ユースの運営を見直す方針を明らかにした」と報じた。
近年ビッグクラブの保有選手数は増加の一途を辿っており、チェルシーやアーセナルなどは多くの選手を様々な場所に貸し出している。
リヴァプールもそれは例外ではなく、現在ハリー・ウィルソン、ケヴィン・スチュワート、ライアン・ケント、シェイ・オジョ、サメド・イェシル、ジョーダン・ウィリアムズなど多くの若手が他のチームでプレーしている。
ドイツからやってきたユルゲン・クロップ監督はこの状況が決して良いものではないと考えているようで、ポリシーを変更することを示唆しているという。
ユルゲン・クロップ
(リヴァプール監督)
「もちろん、私はローンに出ている選手も見ている。
イングランドのサッカーを全て学ぼうとしている。なぜなら、ここは他の国とはあらゆる点で違うからだ。
リヴァプールは数年前から20~25名の選手をローンで放出している。貸し出す選手を保有することは、ドイツでは普通ではない。しかしイングランドではこうだ。
時間があればこれらの選手を見る。私はウォルヴァーハンプトンにシェイ・オジョを見に行ったのだが、彼はプレーしなかったね!
これは私の仕事の1部だ。我々はここにいる者、そしてローンで出ている者のために何をすべきか。決断をする時が来ているかもしれない。
若い選手達を他のクラブに送り出すことが常に最善なのかは分からない。私は、その年齢の選手達にとって不要なプレッシャーだと思う。
経験ある選手とともに毎日プレーし、日々向上しているところを見せなければならない。地元の誰もが期待しているのは、次のステップへ進むことだ。
おそらく、我々はこの状況を少しクールダウンすることが必要だ。彼らを長い間保持し、セカンドチームでプレーさせ、チームとして進化させる。将来どうなるかは様子を見てみよう」