『Thethao247』は、「ベトナムのメッシ」の異名で知られる同国代表FWグエン・コン・フオン(20歳)のJ2水戸ホーリーホックへのレンタル移籍が正式に決定したことを報じている。
それによれば11月2日にホアン・アイン・ザライ(HAGL)と水戸の代表者が移籍に向けた最終交渉を行い、来季からの水戸加入が決まったという。
最終交渉では、同選手のレンタル料や月俸などの金銭面および生活面でのサポートなどを中心に話し合われた。水戸の沼田邦郎社長はこの席で、同選手の才能を高く評価すると共に、来季の水戸でのプレーを強く望むとした。
HAGLの代表者として訪日したグエン・タン・アイン団長は、
「本日の最終交渉で、グエン・コン・フオンのレンタル移籍に関する諸条件は双方の間で合意に至った。あとはサインをするのみで、おそらく年末にも契約書を交わすことになるだろう」
と述べた。
今回の双方の合意により、2013年にJ2コンサドーレ札幌にレンタル移籍したレ・コン・ビン以来となる2人目のベトナム人Jリーガーの誕生が決定的となった。
(C) thethao247, グエン・コン・フオン(右から2番目)