『Canal +』は「エルヴェ・ルナール前監督を解任したリールは、その後任としてクリスティアン・グルキュフ、フレデリック・アントネッティの2名を検討している」と報じた。

今季スタート前にコートジボワール代表からルナール氏を引き抜いたリールであるが、序盤戦から試合の内容に結果が着いてこない状況が続き、ついにこのインターナショナルマッチデーウィークで辞任が発表された。

現在クラブはその後任となる指揮官を探しているが、どうやらそれは二人に絞られているようだ。

クリスティアン・グルキュフ氏は現在アルジェリア代表で指揮を執っているが、ハリルホジッチ元監督との関係も上手く行かなかったメディアと対立しており、何度も辞任を臭わせている状況にある。

彼は先日までロリアンで長く指揮を執っていた経験があり実績は豊富。ヨアン・グルキュフの父親としても有名な指導者だ。

そしてフレデリック・アントネッティは、ガンバ大阪で1998~1999年に指揮を執った経験があるフランス人のベテラン監督。

日本を離れた後はバスティア、サンテティエンヌ、ニース、レンヌを率いた経験を持つ上、現在はフリーエージェントである。

そういう意味ではクリスティアン・グルキュフよりも契約へのハードルは少なく、低迷したチームの立て直しという点の経験も持っている。

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