『Gazzetta dello Sport』は「リヴァプールのブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョは、初めての欧州でのクラブとなったインテルについて話した」と報じた。
ヴァスコ・ダ・ガマから2010年にインテルに加入したコウチーニョ。その後の数年間でレギュラーを奪うことは出来ず、2012年にリヴァプールへと移籍することになった。
プレミアリーグで彼は欧州でも屈指の選手に成長を遂げ、現在ではマージーサイドのアイドルとなっている。
彼は『Daily Mail』のインタビューで欧州での最初のステップになったインテルについては「名誉だった」と話す一方で、そこで台頭できなかったことは「自分のせい」だったと語った。
フィリペ・コウチーニョ
「僕はインテルから誘いの電話が掛かってきたとき、信じることが難しかったね。
自分も、そして家族も皆そのニュースにとても興奮していた。ヨーロッパでプレーすることは、僕がいつも夢見てきたことだった。
ロナウジーニョが自分のアイドルだったし、僕はその足跡を辿って行きたかったんだ」
「(インテルでの最初の監督だったベニテス氏について)
ベニテスは自分にとって本当に重要な存在だった。彼はヨーロッパでの最初の監督だったし、僕は彼から多くのことを学んだよ。
彼は自分に多くのチャンスを与えてくれた。でも、何らかの理由でうまく働くことが出来なかった。
それが何故なのかは分からない。僕はとても若かったし、多くの経験を持ってはいなかった。誰も責められない。僕が働けなかっただけだ」