26日、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、公式サイトでドイツ代表MFトーニ・クロースのインタビューを掲載した。
今季ラファエル・ベニテス新監督を迎えてスタートしたレアル・マドリーは、序盤に無敗を続けながらも、セビージャとバルセロナに連敗してからは不安定な状態に。
今月にはマルメやラージョ相手に大勝する一方でビジャレアルに敗れ、コパ・デル・レイでは出場不適格選手の起用により失格処分になっている。
前半戦の状況を振り返り、クロースは「勝利することはレアル・マドリーのDNAに刻まれているものだ」と話し、後半での巻き返しを誓った。
トーニ・クロース
「(クリスマス休暇は、サッカー選手にとって短い?長い?)
外国のリーグでプレーしている我々にとって、数日間を家族や友人と共に過ごせるのは常に素晴らしいことだよ。彼らは毎日会えるわけではないからね。
自分にとっては、この期間に彼らと過ごせるのは重要だ。しかし正直に言えば、サッカーはいつも自分の心の先頭に立っているよね」
「(言い換えれば、君はいつもスイッチを切っていない?)
心というのは、常に重要な役割を担う。仕事を遂行できるかどうかという観点においてね。
明らかに、誰もが幾分かスイッチをオフにしなければならない。しかし、サッカーは心の中から決して離れることはない」
「(このシーズンの印象は?)
答えは非常に明白だ。我々はもっともっと良くなりたい。全員がそれを望んでいる。我々自身、そしてファンのために。
我々はこのシーズンの所々でベストなプレーが出来なかった」
「(楽観的?)
僕はそうだね。改善できるいくつかの点がある。そして、我々は良い方向に向かうと確信している。
我々は毎日努力をしているが、それは結果で反映されることになる。我々は一貫性を見つけられると信じているよ。それは、自分たちだけでなく、ファンも求めているものだ」
「(2015年はほぼ終わり、多くの人々はレアル・マドリーのシーズンを既に評価してしまっている)
我々は、まだリーガの折り返し点にも達していない。そして、チャンピオンズリーグではとても上手くやって、決勝トーナメントに進出した。
評価を下すのはあまりにも早い。我々はレアル・マドリーだ。そして、成功することは我々のDNAに刻まれている」
「(明日からはまた2部練習が始まるが)
誰もが再びそこに戻りたいとワクワクしている。それに疑いはない。我々はあらゆる物事に対して戦うつもりだし、全ての試合で勝利を狙っていく」