『L'Equipe』は「パリ・サンジェルマンのローラン・ブラン監督は、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは問題にならないと話した」と報じた。
火曜日に行われたパリ・サンジェルマンの幹部会議は、現在退団が噂されているエディンソン・カバーニについて議論が行われているのではないかと推測された。
ズラタン・イブラヒモヴィッチがいるために左サイドで起用されることが多くなり、アンヘル・ディ・マリアの加入で出番自体もやや減少。彼の行動にも問題が出ているとも言われ、メディアを賑わせている。
しかし、取材に対してブラン監督は以下のように話し、システムを組み上げる以上不満を持つ選手が出るのは当然だと語る一方で、カバーニの件は問題にはならないと答えた。
ローラン・ブラン
「我々はカバーニについて話したが、それは会議の主題でなかった。彼の問題ではない。我々はクラブ、チーム、選手、メディカルチーム、監督などについて議論した。
カバーニは、我々が使っているシステムの中で100%の才覚を発揮できない。しかし、覚えておかなければならないのは、それはシステムの中だということだ。彼の統計は非常に良い。
彼は別の形でプレーするべきだし、私はそれを選択することも可能だが、チームのバランスとプロジェクトという考えもある。
25名の選手を持っている場合、出来るだけ多くのものを満足させてやりたいものだが――1~3名そうならない場合もある。なぜなら、その3名を満足させるということは、他の23名が幸せにならないという意味を持つからだ。
それは大きな問題になる。サッカーというのはチームスポーツだ。私がやっている方針は、このチームを構成するほとんどの選手に適していると思う」