『Guardian』は「ロシアのMatch TVで解説者を務めていたヴァシリー・ウトキン氏は、担当していた試合中に居眠りをしたことから職務停止処分を受けた」と報じた。
先日「中国の解説者がレアル・マドリー対パリ・サンジェルマンの試合中に眠ってしまったことで解雇された」と報じられて話題になったが、問題はアジアだけで起こっているわけでもないようだ。
12月9日に行われたレヴァークーゼン対バルセロナの試合は、前半で1点ずつを取り合い1-1のドローで終了している。
記事によれば、この試合を担当していたウトキン氏は前半の途中に居眠りをしてしまい、それが理由で処分を受けてしまったという。
彼は『TASS』に対して以下のように話し、慢性的な睡眠障害に苦しめられていると明かしたものの、今のところまだ処分が解除されてはいない様子だ。
ヴァシリー・ウトキン
「私は、レヴァークーゼンとバルセロナの試合中に行った解説のためだと理解している。しかし、私はこの試合については話していなかった。
何が起こったかは説明できる。数年前から私は慢性的な睡眠障害に苦しめられてきた。前半終了時にそれは起こり、私は眠りに落ちてしまったが、睡眠中も話していた。
これが事実であると言うことを理解するのはカンタンだ。なぜなら私は後半何も問題がなかったからだ」
ヴァシリー・ウトキン氏は今年43歳になる解説者で、辛口コメントで知られる人物。ツイッターでプロデューサーを批判したりとこれまでもいくつかの騒動を巻き起こしてきた。