2014年ワールドカップでコロンビア代表の主将を務めたDFマリオ・ジェペスが20日、現役引退を発表した。

ジェペスは1994年に国内でプロデビューし、アルゼンチンの名門リーベルで活躍した後に渡欧。フランスのナントやPSG、イタリアのミランなど強豪クラブでプレーした。

コロンビア代表では1999年のデビュー以来イバン・コルドバとのコンビで鉄壁の守備を築き上げ、英雄カルロス・バルデラマの111に次ぐ同国歴代2位となる102試合に出場。4度出場したコパ・アメリカでは自国開催の2001年大会で初優勝を経験している。

ワールドカップとは長らく縁がなかったが、2014年ブラジル大会に38歳で初出場。主将として、精神的支柱として、母国の最高成績となるベスト8に貢献した。

大会後に代表から退き、それから約1年半アルゼンチンのサン・ロレンソでプレーしたが、40歳の誕生日から1週間が経過したこの日、20年以上に及ぶ選手生活に終止符を打った。

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