ベトナム遠征を開始した横浜FCは22日、ベトナム・ハノイ市のイオンモール・ロンビエンで地元ファンとの交流会に参加した。イベントには、FW三浦知良ら横浜FCのメンバーに加え、新加入のU-23ベトナム代表MFグエン・トゥアン・アイン(HAGL)も出席した。
元日本代表のエースストライカーである三浦知良は、48歳の今も第一線で走り続ける日本サッカー界のレジェンド。15歳で単身ブラジルに渡り、名門サントスでプロ契約を勝ち取った。その後もアジア人初のセリエAプレーヤーになるなど、数々の偉業を成し遂げてきた。昨年6月には、自身の持つJリーグの最年長ゴール記録を更新している。
同選手は、トライアルを経て横浜FC加入が決まった“ベトナムのピルロ”ことグエン・トゥアン・アインについて、
「彼にとって初の海外移籍であることは知っています。僕にとって、海外移籍での最大の壁は言葉の問題。早く新しい環境に慣れるために、チームメイトとたくさんコミュニケーションをとってほしいです」
と語った。
なお、横浜FCは1月22日(金)~1月31日(日)の日程で、中部高原地方ザライ省プレイク市にて、2016シーズンに向けた一次トレーニングキャンプを実施する。滞在中、昨年末に業務提携したベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)などと親善試合を行う予定だ。
(C) bongda, 三浦知良