『Le 10 Sport』は「中国超級リーグの上海申花は、チェルシーのフランス代表FWロイク・レミの獲得に向けて1500万ユーロ(およそ19.4億円)を提供する」と報じた。

現在パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシの獲得に動いていると言われる上海申花。

その交渉はどうやらかなり長引いているようで、ラベッシの決断は不透明になっていることから、他の選手の獲得も並行して進められているという。

そのターゲットはチェルシーであまり出番が与えられていないロイク・レミであり、既に代表者間では具体的な交渉にまで進んでいるという。

しかし、そこで立ちはだかっているのは給与の面であるとのこと。

現在チェルシーで年間360万ユーロ(およそ4.7億円)を受け取っているロイク・レミは、上海申花でプレーするに当たっては900万ユーロ(およそ11.6億円)の給与を望んでいるという。

一方で上海申花側は4年の契約、年俸700万ユーロ(およそ9.1億円)という条件を提示しており、この両者の間には金銭的なハードルがある。

ロイク・レミはこの要求を下げることは考えていないとのことで、上海側が折れない限りはこの交渉は打ち切られる可能性が高いようだ。

ただ、レミに関しては河北華夏幸福も関心を寄せているようで、中国移籍の可能性はまだまだ消えることはない。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手