『Daily Mail』は「元フランス代表FWニコラ・アネルカは、レアル・マドリーの監督になったジネディーヌ・ジダンについて話した」と報じた。
かつてレアル・マドリーでジダンとチームメイトとしてともに戦ったアネルカ。フランス代表チームでも同僚だったという間柄だ。
1月にラファエル・ベニテスの後を継ぐ形でレアル・マドリーの監督に就任したジダンについて、アネルカは「良いスタートは切ったが、まだ始まったばかり」と話した。
また、自身がこれまで会った中ではカルロ・アンチェロッティ氏が最高の指導者だったと語った。
ニコラ・アネルカ
「(ジネディーヌ・ジダンが君の古巣であるレアル・マドリーの監督になったね?)
フットボールを愛している男だ。そして正しいクオリティも持っているよ。
彼はサンティアゴ・ベルナベウでのいい勝利でスタートを切ることが出来たし、それに私は喜んでいるよ。
しかし、まだ道のりは長い。始まったばかりなんだ。レアル・マドリーでは、のしかかってくるプレッシャーは半端じゃないよ。全く落ち着くことなんかできないんだ」
「(レアル・マドリーの監督を務めていた)カルロ・アンチェロッティは理想的な指導者だ。
私はよく知っている。そして、そこには多くのものがあった。彼は間違いなく自分にとって傑出している監督なんだよ。
偉大な選手でもあったからね。彼が言うことは誰もが分かるんだ。
彼は、指導している選手全ての長所を引き出してくれるんだ。人間的であり、そして知的だ。
そして、彼は選手が自己を表現するための快適さを感じられるように、出来ることは何でもやる男なんだ。
一旦フィールドに出れば、誰もがこれだけ考えているものさ。『私は全てを尽くそう』とね」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ