『ESPN』は「ブラジル代表監督を務めているドゥンガ氏は、ネイマールの状況についてコメントした」と報じた。

先日発表されたブラジル代表メンバー。現在バルセロナで活躍しているネイマールは今回も選出され、チームの中心的な存在となる事が期待されている。

しかしその一方で、彼は母国ブラジルで脱税疑惑のために多額の財産を止められており、スペインでも同じように裁判を抱えている。

金銭面で問題が続出しているネイマールについてドゥンガ代表監督は以下のように話し、個人的なことには干渉しないが、冷静さを保って欲しいと語った。

ドゥンガ

「(ネイマールについて)

ネイマールの責任? それはペレ、ジーコ、そしてファルカンと同じだよ。

彼らは責任を共有できる選手たちを持っていた。しかし、サッカーの世界においては、彼がもっとも責任を持っていると言われるだろうね」

「(ネイマールには巨額の脱税疑惑が持ち上がっていますが)

彼はあの若さにして偉大な、素晴らしい経験を持っている男だ。

ブラジル代表監督として、私は問題を持っている。それは理解することが出来る。それらの仕事をしなければならない権限がある。それも完全に理解している。

私が知っているのは1つだけだ。どんなときであろうとも、彼が『セレソン』にやってきたのならば、そこには問題が出る。

自分はそれには干渉したくはない。しかし、監督としては、私はここに来る全ての選手が状況に対して冷静さを保って欲しいと考えている」

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