『calcioefinanza』は「イタリア・セリエAのウディネーゼは、中国の投資家に株式の一部を売却する方針である」と報じた。

先日、ウディネーゼのオーナーを務めるジャンパオロ・ポッツォの息子ジーノが中国に出張しており、これらに関する交渉を行ったものと考えられている。

現在中国企業はマンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリー、エスパニョール、スラヴィア・プラハなどの経営に参加しているが、イタリアについてはまだ株式を多く所有する者はいない。

先日はACミランの新しい株主になるはずだったタイ富豪のビー・テイチャウボル氏が中国と交渉していると報じられていたが、今はクラブの株式売却自体が暗礁に乗り上げている。

また、インテルのエリック・トヒル会長が新たな投資家を求めて中国鉄道建設と交渉していると伝えられていたものの、それも最終的には破談になった。

そのため、もしウディネーゼが中国の投資を受けた場合、セリエAでは初めて同国との深い関係を作ったクラブとなる。

投資家については名前は明かされていないとのことだが、おそらく15~20%の株式が売却されるのではないかと推測される。

ウディネーゼは先日新スタジアムの建設が終わり、イタリアでは2クラブしか存在しない「自前の本拠地を持つチーム」となった。

もちろんもう1つはユヴェントス(偶然にも白黒だ)。彼らは現在イタリアでは最も収益を増やしているクラブであり、ウディネーゼも今後の成長が見込まれている。

ポッツォ・ファミリーは、中国の投資によってこの建設費、購入費(自治体から買っているため)の一部を賄うことにより、赤字を補填するという考えであるそうだ。

先日はサンフレッチェ広島の浅野拓磨を獲得しようとしているという報道があったが、もしかしたらアジア方面の繋がりがあるのかもしれない?

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手