『FourFourTwo』は「スペイン代表GKイケル・カシージャスは、引退の日が近づいていると語った」と報じた。
先日行われたルーマニア戦で先発し、スペイン代表でのcap数を166としたカシージャス。これによって同代表史上最多の出場記録をさらに伸ばした形となった。
なお、これによってUEFAは「元ラトビア代表GKのヴィタリス・アスタフィエフスに並び、欧州での最多出場記録に並んだ」と発表しているが、記録によってアスタフィエフスは167capになっており、まだ不明瞭である(まあ、時間の問題であるが)。
ちなみに、GKとしては元サウジアラビア代表のムハンマド・アル・デアイエが178cap、世界最多出場数は元エジプト代表MFアハマド・ハッサンの184capである。
カシージャスは試合後、動画共有アプリの『ペリスコープ』を使ってコメントを発表し、引退が近づいていると語った。
イケル・カシージャス
「出場数が166試合に達し、スペイン代表で最も多くプレーした選手になれたことを幸せに思っている。
これらの間には、良いときも、悪い時もあった。しかし、僕は良いことだけを心に残していくよ。
引退の時は、日に日に近づいてきているよ。それは明らかだ。全ての人にその時はやってくるものだ。僕も例外ではない。
しかし、僕は希望を持っているし、このチームの若い選手たちとともにいたい。これがスペインでの最後の年になるのかどうか、僕には分からない。ただただ、1日1日を楽しむことだけを考えているよ」