「ノールック」という技は攻撃面で相手を惑わしても、守備面で効力を発揮するものではないはずだ。
しかし、さすがは王国ブラジルである。
絶体絶命のPKの場面で、危機を救ったGKがいたらしい。
ガウチョ1というリオグランデドスウ州選手権で、グロリアはインテルナシオナルと対戦。85分、0-2とリードしているインテルナシオナルにPKが与えられた。
これをマルキーニョスが蹴るのだが…
The skills on this keeper are 💯 A no-look save 😂 pic.twitter.com/Lag2tv0lP7
— Dream Team (@dreamteamfc) 2016年4月4日
マルキーニョスのキックは一度右のゴールポストに当たり、今度は左のゴールポストを直撃。予め左側に飛んでいたグロリアGKラファエル・ホバージョは、完全にボールの行方を見失っていた。
そしてここにマルキーニョスが詰め再びゴールを狙うのだが…後ろを向いていたホバージョがなんと“ノールック”でこれを阻止!
意図的ではなかったにせよ、PKという場面でのこれはスゴい!
かつて、PKの場面でこんな体勢のままセーブしちゃったGKがいただろうか…。
神セーブを発揮したホバージョだがこのわずか数分後、マルキーニョスにゴールを許してしまったという。ミラクルプレーも実らず、グロリアは0-3と敗れている。